ホスピタルインフォ ナース版

看護部長からのメッセージ

看護師を目指したきっかけ

 私の母は、結婚前に看護師をしていました。5歳位の子どもの頃、病気の父の往診に診療所の先生が来て、「あなたはお母さんのように看護婦になるの?」と言われたことが印象に残っています。まだ小さかったので、その時は将来看護師になるとは思っていませんでしたが、高校に入ってから「これからは女性も手に職をつけた方がいい」と考えるようになりました。そんな時、学校に貼り出されていた看護学校の募集案内を見て、受験しようと思ったのがきっかけです。

学校を卒業してから

 看護学校の実習で、精神科専門の松沢病院に行きました。ちょうど運動会に仮装行列をするということで、看護婦が患者さんと一緒に準備をしていました。それを見て「私の目指す看護はこれだ」と感じ、精神科に行きたいと思い、そこに15年ほどいました。レクレーション療法の一環としてスポーツや野菜作り、誕生日会など本当に毎日、患者さんと一緒に過ごしていました。人との関わり方等精神科看護をいろいろ学びました。
 主任試験に受かって、母子保健院という小児病院の未熟児病棟に異動しました。精神科看護から、未熟児病棟というまったく異なる環境のなか、毎日とても大変で、上司に「辞めたい」ともらしたことも多々あります。その後、神経病院に異動しました。そこで治療していたALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんとの出会い、全身のうちで眼球しか動かすことができず、文字盤を使ってコミュニケーションを行いました。精神科や未熟児病棟、神経病院で意思疎通を図るのが難しい方々の看護をし、患者さんとのコミュニケーションの技術を学びました。
 また、府中病院の救命救急センターでは、医師やスタッフ、患者さん、ご家族など、1日に100人近い人と接する環境の中で、状況・気配りなど周りを見ながら、人のこと・病棟運営など仕事の管理技術を修得しました。

自身の看護観

 私たちの仕事は人を相手にしていますので、人と人との出会いや、心の触れ合いを大切にしながら仕事を進めていくことが大切です。笑顔と優しさ、患者さんの安心・安全のための確認行為は欠かせません。患者さんにお名前を言っていただき確認することも触れ合いの第一歩にもなります。

ともに働きたい看護師の人物像

 人とふれあうことや看護の仕事が好きで、誰にでも明るくそして優しく接し、周りへの気配りや、看護に対して向上心のある人がいいです。

看護師として働く方へのメッセージ

 あなたの看護の力を、私たちと一緒に発揮して下さい。当院には、あなたの目指す看護がきっとあります。患者さんとご家族に対し退院後の自立に向けた支援・看護の提供、生活上での提案、励まし等もできるといいと思います。研修制度の充実、認定看護師の派遣研修等資格取得のチャンスもあります。

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