
vol.21


東大宮総合病院は1982年に上尾中央医科グループの12番目の病院として発足し、二十数年の歳月を経て、規模、質ともに成長を遂げてきました。病院の近代化を図りながら、患者さんと医療者がしっかりとしたパートナーシップを築ける環境を整備し、患者さんの高い満足度を得られるよう、全職員が労を惜しまず努力することをモットーとしています。
看護部には現在、250名を超えるスタッフが勤務し、一般病棟では入院基本料7対1の基準も取得しました。各病棟の他に外来、透析室、手術室があり、それぞれが連携を取りながら24時間体制で機能しています。急性期型の病院ではありますが、回復期リハビリテーション病棟もあり、慢性期から在宅へとスムーズに移行できる環境も整っています。また訪問看護ステーションも併設されており、看護の提供以外にも訪問診療、薬剤指導、栄養指導、リハビリにも力を入れています。
全病棟で固定式チームナーシングを実施し、一部プライマリーナーシングも導入しています。他職種合同のカンファレンスも毎週行われ、チーム医療の必要性やその面白みを感じられるのが特徴です。学生指導も熱心に行われ、それが離職率の低下につながっています。
各診療科には、看護師の他に看護補助者、クラーク(事務)、視能訓練士や歯科衛生士も配属され、診療の補助や案内・支援を行っています。待ち時間や対応の不備などに対する厳しい意見も寄せられる部署ですが、患者さんには笑顔で応対しています。
28のベッドで、常時約95名の患者さんを受け入れています。週に2~3度、1回4時間もの透析を受ける患者さんは様々な制限を強いられますが、そうしたストレスを抱えている患者さんへのケアを臨床工学士と協同で行っています。
1カ月の手術件数は平均120件程度で、3つの手術室で行われる業務に11名の看護師が積極的に関わっています。手術の介助だけに留まらず、術前の患者さんへの説明や精神的なフォローにも力を注いでいます。消化器外科の手術の多くが腹腔鏡下手術に移行するなど、患者さんの術後も考慮しながら新しい技術も取り入れています。